戦争はイヤです! すいとんの会 

  戦争体験を受けつぐために、3月5日「すいとんの会」を開催し、30名もの多くの方が参加しました。
最初に「私の戦争体験」として、お二人から話を伺いました。

Kさんの発言は
*小学2年の時、敗戦を満州でむかえ、戦中には兄弟3人を失った。かろうじて帰還した東京も、北に国会、西に富士山が見えるだけの焦土と化していた。加害があったから被害があり死は日常だった。戦争を起こしたことも問題だけど、無謀な戦争を止められず国内外に多くの犠牲者を出した。日本が起こした15年にわたるアジア・太平洋戦争には、道義のかけらもない。国民は苦しみ他国の人々を塗炭の苦しみに陥れた。「戦争をしない・させない」ことが、国民にとって最大の安全保障です。

Tさんは次のように
*昭和6年満州事変の年生まれ、小学校5年の時真珠湾攻撃、女学校3年で終戦と戦争の申し子みたいです。空襲が始まる頃戦闘機の機銃掃射を間近に受けたがその時パイロットの顔がはっきり見えた。戦争末期広島から近くの田舎に疎開したが、学校長から「疎開ですか。卑怯ですね」と言われた。8月8日8時ごろ強烈な閃光が走り、直後大地を揺るがす轟音がした。広島の方に、様々な色の巨大で不気味な雲がモクモクと上がった。原爆でした。病院に行ったら、原爆を受け広島から逃れてきた人たちがいっぱい。赤い肉が見え、皮膚が垂れ下がり、苦しみ叫ぶ人など正視できませんでした。一生忘れられません。

その後緊急事態事項のDVDを見て、戦争クイズの回答にうなずく中で、すいとんが配られ、みんなで美味しく味わいました。(戦中のはかなりまずくて飢えをしのぐために食べたそうです)
最後に、戦争に反対し憲法9条を守っていこうとの挨拶で終了しました。
賛同署名が1筆、カンパは約6000円寄せられました。





   
 私の戦争体験は、、、、  すいとんを食べましょう



  戦争クイズです   


 クイズの回答はこちら




  以下は開催前の案内 

 すいとんの会を開催します

今年の取り組みのキックオフを兼ねて、すいとんの会を開催します。
みなさん、気軽にご参加ください。